2007年07月18日
米政府は現在、「Healthy People 2010」(www.healthypeople.gov)というキャンペーンを展開して、なんとか米国民の野菜・果物の摂取量を増やそうとしている。
「Healthy People 2010」では、2010年までに、野菜を1日に3食摂取する人の割合を50%、果物を1日に2食摂取する人の割合を75%に増やすことを目標にしている。
1食分は、生野菜は1カップ、果物と調理済み野菜は2分の1カップと規定されている。1カップは250ccに相当。
しかしながら、米疾病管理センター(CDC)がこのほど発表した報告書では、2005年時点で、成人の米国人で1日に野菜を3食摂取した人の割合は27.2%、1日に果物を2食摂取した人の割合は32.6%にすぎなかった。
米国人の野菜・果物摂取量は1994年~2005年かけてほぼ同量である。
今回のCDCの報告書は、米全州で実施している連邦健康調査の一環で、2005年に実施された成人30万5000人を対象にしたデータを基に作成している。
野菜摂取量が最も少ない年齢層は18~24歳で政府推奨量を満たした人の割合は18%。その約80%が、「皿に野菜があっても食べずに残す」と回答している。
果物摂取量が最も少ない年齢層は35~44歳で28%だった。
60歳以上の年齢層が最もよく野菜・果物を摂取しているが、それでも野菜が33%。果物はすべての分野でもっとも割合が高い46%だった。
CDCの担当者は、「肥満を減らし、肥満が原因の病気を減らすために、我々は目標達成をあきらめるわけにはいかない。野菜・果物は生でも冷凍でも乾燥でも缶詰でも形状はなんでもいい。そして、野菜・果物を1日5回に分けて摂取し、例えば、緑色のブロッコリー、赤色のトマト、オレンジ色の柑橘類というように、多彩な色の野菜・果物を選ぶことで多種類の野菜・果物を摂取してほしい。ウェブサイトやパンフレットでレシピや様々な野菜・果物も紹介しているので参考にして下さい。勿論、野菜・果物はよく洗ってから食べてください」とコメントしている。