2007年07月02日
中国の国家品質監督検査検疫総局は2007年5月8日、ペットフード用の原料として山東省と江蘇省の業者が製造して米国に輸出した小麦グルテンにメラミンが混入していたと発表した。
同総局は、米国に輸出した小麦グルテンのメラミン汚染を否定していたが、一転して認めたことになる。
同日、米農務省(USDA)と米食品医薬品局(FDA)は、米国でリコールされたペットフードには、中国から輸入したメラミンが混入した小麦グルテンが原料として使用されていたと発表した。
また、中国から輸入したメラミンが混入した小麦グルテンの一部は、カナダに輸出され、魚用の餌の原料になり、再度米国に輸入されたことも発表した。
米国では、2007年3月16日以降、100種類以上のペットフードが次々にリコールされ大問題になっている。
そのいずれもが、中国から輸入した小麦グルテンと濃縮コメ蛋白質を原料としており、中国での原料製造時に有害物質が混入した疑いがもたれていた。
FDAは中国に調査員を派遣し原因を究明している。
FDAの調べでは、メラミンに汚染されたペットフードによる死亡例は14例とされているが、獣医師、ペット愛好家からは、実数はもっと多いという見方がある。