2007年07月20日
米疾病管理センター(CDC)が2007年5月24日に発表した、たばこに関する調査によると、米国で自宅の室内を禁煙にしている世帯が1992~93年には43%だったが、2003年には72%に増加していたことが明らかになった。
調査は、各州700~900世帯。全米で12万7000世帯を対象に実施。
州別で、「自宅禁煙率」が最も高いのはユタ州で88.8%。92~93年は69.3%だった。
「自宅禁煙率」が最も低いのはケンタッキー州で53.4%だったが、92~93年の25.7%から倍増しており、自宅内の禁煙化が全米規模で進行しているといえる。
この結果について、今回の調査のCDCの責任者は、「受動喫煙の健康被害を多くの人が理解し始めたからだろう」と述べている。
喫煙者ゼロの世帯は、92~93年の57%から84%に増加。
米政府は、2010年までに喫煙率を12%以下にする、という目標を掲げて米国を禁煙国家にしようとしている。
その推進機関であるCDC所長は、「職場や公共の場での受動喫煙率は、ここ10年でかなり減少したが、自宅で受動喫煙にさらされている非喫煙者はまだ多い。特に、子供の被害が懸念される。自身の健康だけでなく、家族や友人、周囲の人の健康を守るために一刻も早く禁煙をしてほしい」と述べている。