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2007年06月15日

鳥インフルエンザウイルスのワクチン備蓄開始へ WHO

WHO(世界保健機関)は2007年4月25日の専門家会議で、高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1型に対応するワクチン備蓄の開始を決定した。今後、事務局で備蓄の規模、各国の負担金などを検討し、2007年5月開催のWHO総会で加盟国の了承を得たいとしている。

これまでの治療薬タミフルの備蓄に加え、ワクチンも備蓄することによって、H5N1型ウイルスの全世界的な蔓延を防ぎたいとしている。ヒトへの感染例が多く、新型インフルエンザウイルスの発生源になる可能性が高いインドネシア周辺地域を対象として、数千万人分単位のワクチンを備蓄する方針。

ワクチンの備蓄には、10億ドル(約1200億円)の資金が必要とされている。資金負担が求められる、米国、日本、欧州各国や製薬会社の対応が注目される。

現在、鳥インフルエンザがヒトからヒトに感染し、その過程でウイルスが変異して新型インフルエンザとなった場合の世界的な流行が懸念されている。