世界最新!健康とサプリメント関連ニュース

健康とサプリメントニューストップページに戻る

2007年05月02日

ごみで車が走る バイオエタノール企業に連邦助成金

米国のバイオエタノール関連企業5社に対し、エネルギー省を通じて計3億500万ドル(約366億円)の連邦助成金の配布がこのほど決定した。

2005年8月に成立したエネルギー政策法で、自動車燃料へのエタノール使用が義務付けられたことを背景にした、今後10年間で米国内のガソリン消費量を20%削減するとしているブッシュ政権のエネルギー政策の一環である。

今回の助成金を獲得した5社のエタノールの生成法は様々だ。

・ブロイン社(8000万ドル、サウスダコタ州) アイオワでトウモロコシの芯を酵素処理
・アベンゴア社(7600万ドル、カンザス州) 麦の茎や草を熱処理し化学生成
・レンジフューエルズ社(7600万ドル、コロラド州) ジョージアで木片から
・ブルーファイア・エタノール社(4000万ドル、カリフォルニア州) 植物性のごみから
・アリコ社(3300万ドル、フロリダ州) 柑橘類の皮やごみから

ブルーファイア・エタノール社の場合、硫酸を用いた独自の方法で草や木、紙類といった植物性のごみに含まれる糖分を抽出し、発酵させてエタノールを生成するとしている。製法が単純なので、1ガロン(3.8リットル)当たりの生産経費は1ドル(約120円)程度と見込まれている。

同社のアーノルド・クラン最高経営責任者(CSO)は、「この助成金獲得で我社の技術が認められた。バイオエタノール製油所(総額1億1000万ドル、約132億円)建設に弾みがつく。ごみで車が走るのだ」とコメントしている。

同社は2009年末までに操業するとしており、年間で700トンの植物性のごみから1900万ガロン(7220万リットル)のバイオエタノールが生成できるとしている。

同社のバイオエタノールは、カリフォルニア州で販売されるガソリンに混合させて、自動車燃料となる予定だ。