2007年05月01日
世界158カ国、200の糖尿病学会が参加している国際糖尿病連合(IDF:International Diabetes Federation www.idf.org)のマーチン・シリング会長は2007年3月14日、世界的に患者が急増している糖尿病の治療と予防のための「世界糖尿病対策基金」の設置を呼びかけると発表した。
この発表は、2006年12月に国連で採決された糖尿病対策の強化を受けて、約20カ国の研究者、患者団体、保健行政関係者が参加した「世界糖尿病リーダーシップフォーラム」での会見で明らかにされた。
シリング会長は、2002年に設立された「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」のような、世界各国が協力して糖尿病対策をするための資金的基盤が必要だ、としている。
世界保健機構(WHO)は、2006年の時点で世界中で1億7100万人が糖尿病に罹患していると推計しており、2030年までにこの数が倍増すると推定している。
全米糖尿病学会は、米国では2080万人(2005年)が糖尿病と診断されている、糖尿病を罹患しているが診断をされていない人が620万人いる、としており、全米の「糖尿病予備軍」は4100万人と推計している。