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2007年04月25日

クローン牛乳は使用しません 米乳業最大手が表明

米乳業メーカー最大手のディーン・フーズ社(本社:テキサス州ダラス)はこのほど、自社の製品にクローン牛乳は使用しないとの声明を発表した。

同社は声明の中で、「米国人がクローン牛乳を使用した乳製品の購入に積極的ではないことが多くの調査で判明している」と述べている。

「Organic Valley」(オーガニック牛乳の大手)、「Ben & Jerry’s Ice Cream」(アイスクリームメーカー)といった小規模のメーカーは、以前からクローン牛乳使用反対の姿勢を示していた。

乳業メーカーはクローン牛乳に対する不安によって、消費者がクローン牛乳未使用の乳製品をも敬遠してしまうことを懸念している。

米食品医薬品局(FDA)は、2006年12月にクローン動物食品の安全宣言をした。FDAはクローン動物の肉やミルクを予備承認しており、2007年末までに正式に承認をするとみられている。

ディーン・フーズ社の広報担当者は、「我社はFDAの(クローン動物食品)安全宣言は尊重するが、消費者の意向が何より大切だ」とコメントしている。

しかし、同社はクローン動物から生まれた子孫のミルクの使用については言及していない。

非営利団体「Pew Initiative on Food and Biotechnology」が2006年9月に実施した世論調査では、64%がクローン動物食品を快く思わないと回答した。

米メリーランド大学が2006年12月に実施した調査では、政府が安全だと発表すれば、64%の消費者がクローン動物食品を購入するとしている。