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2007年04月13日

鳥インフルエンザの発生源は中国広東省

高病原性の鳥インフルエンザウイルス「H5N1型」の発生源は、中国の広東省とする見解を米カリフォルニア州立大学アーバイン校の研究チームが、2007年3月5日付の「Proceedings of the National Academy of Sciences(米国立科学アカデミー紀要)」で発表した。

研究チームは、「H5N1型」ウイルスの遺伝子を分析することで発生源を特定したとしている。

現地での調査研究に参加した同大学のウォルター・フィッチ教授(進化生物学・生態学)は、「ウイルスの発生源でのコントロールができれば、より効果的な対策がたてられるが、(H5N1型の)発生源では、今でもなおウイルスが発生して拡散しているだろう」と述べている。

世界保健機構(WHO)によれば、2003年以後、「H5N1型」ウイルスにヒトが感染した例は12カ国277人で、うち167人が死亡している。(2007年3月6日時点)

現時点では、ヒトからヒトへの「H5N1型」ウイルスの感染は確認されていないが、ヒトの体内などでウイルスが変異して、空気感染をするような新型鳥インフルエンザが発生した場合、鳥インフルエンザの世界的な大流行の恐れがある。