2007年03月22日
人気ブランド「ZARA」なども加盟しているスペインの服飾業界は、スペインの保健省が作成した基準を採用した「美の憲章」を2007年1月23日に発表した。「美の憲章」の目的は、ファッションモデルのような体型にあこがれる流行に敏感な若い女性が、健康を無視したダイエットをして痩せ過ぎたり、拒食症になったりすることを防止するためで、服飾業界側として意識改革をするとしている。「美の憲章」には、ショーウインドーに飾る女性の服のサイズを「38」(日本のサイズでは9号位)以上にするといった規定が盛り込まれている。最近、欧米各地で痩せ過ぎファッションモデル問題について議論がある。スペインのマドリードでは、2006年9月に基準以下の体重のモデルのファッションショー出演を禁止した。米ニューヨーク市の服飾業界は、2007年1月に、痩せ過ぎモデル問題に取り組むためのガイドラインを発表している。一方、仏ファッション連盟のDidier Grumbach会長は、フランスでは既にモデル達に厳しい健康チェックを課しているので、今以上の規制をする考えはないと1月22日に明らかにした。欧米では、様々な側面で健康問題をめぐる議論が起きている。