2007年03月06日
記録的な暖冬の影響からか、冬眠ができずに「不眠症」のようになっていたモスクワ動物園のクマ達が、このほど、やっと冬眠の状態になってきたと同動物園が2007年1月9日に明らかにした。ナポレオンやナチスドイツの侵攻さえも阻んだロシアの冬将軍だが、今冬は降雪量も少ない。モスクワ気象台によれば、これまでのところ、今冬は、1879年からの観測史上で最も平均気温が高い暖冬だという。例年、モスクワ動物園のクマ達は、雪の日が続く11月には冬眠に入るが、今冬はすっかり「不眠症」に陥り、動きまわっていた。小雪がちらついた12月末にやっと冬眠をし始めたという。寒冷地に生息する野生のクマは、通常、餌を多く食べて体に脂肪を蓄えた後、11月から4月頃にかけて土の中などで冬眠をする。ロシア非常事態省は、野生のクマが暖冬の影響で例年より早く冬眠から覚め、攻撃的になる可能性を指摘し、注意を呼びかけている。