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2007年03月13日

子供を有害CMから守れ 米小児科学会が提言

米小児科学会(AAP American Academy of Pediatrics)はこのほど、不適切な広告が子供の肥満、飲酒、性行為などを促しているとして、連邦議会に対して、広告の制限を求める提言をまとめ発表した。提言では、子供を対象にした広告が最近、急増していることを指摘している。子供は年間4万件以上のテレビCMを見ているが、昨今、インターネットや携帯電話というような新しい広告媒体が増加したことも急増の原因としている。子供を対象にした広告の費用は、2005年度は年間168億ドル(約2兆円)に上り、前年費15%増となっている。実例として、子供向けのテレビ番組では、高コレステロールのジャンクフードや糖分が多いシリアルのCMが流され続け、スポーツ中継では「バイアグラ」などED(性的不能治療薬)のCMが多い、アルコール飲料の広告ではマンガのキャラクターが使われたり、教育番組でもファストフードのCMがあるなどとしている。提言では連邦議会に、子供向けのジャンクフードの広告禁止、子供向けのテレビCMは、現在の半分の1時間あたり5〜6分以下にする、アルコール飲料の広告でのマンガのキャラクター使用禁止、ED治療薬のCM配信は午後10時以降、などを要請している。