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2007年02月06日

アルコールによる脳へのダメージは回復可能

アルコールの過剰摂取によって脳細胞はダメージを受けるが、一部の脳細胞は、アルコールを制限する事によって再生される可能性があることを、独ブルツブルク大学のアンドレアス・バーチ博士の他、英、スイス、イタリアの研究チームが明らかにした。研究チームは、アルコール依存症の15人のアルコールの摂取をやめる前と後の脳の大きさ、形、機能などについて、7週間にわたって比較した。その結果、断酒後38日に、被験者の脳の大きさが平均で約2%増加したとし、これは、脳の再生能力によるものとしている。バーチ博士は、「人間の脳、特に大脳の白質には再成長機能があるのだろう。たとえアルコール依存者でも断酒によって脳の一部が再生され機能が改善されることを今回確認できた。しかし、大量飲酒の期間が長くなれば脳細胞の再生能力は低下するので、なるべく早く飲酒を控えた方がいい」と述べている。年末、年始に飲酒量が増えた後は、酒類をひかえて肝臓だけではなく、脳にも回復期間を与えた方が良いようだ。