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2007年02月27日

犬の肥満治療薬をFDAが初の認可

米食品医薬品局(FDA)は、2007年1月5日、犬用の肥満治療薬を初めて認可した。認可されたのは製薬世界最大手の米ファイザー社の服用薬「スレントロル」で、犬の食欲を減退させ、脂肪の吸収を減少させることでダイエット効果を引き出す。米国では、犬の肥満も深刻度を増している。FDAによれば、米国内の犬の5%が理想体重より20%以上重い「肥満」、それより程度が軽い「太りぎみ」の犬が20〜30%もいるという。犬も肥満になると、糖尿病や心臓病のリスクが高くなる。また、関節障害を引き起こして、散歩ができなくなる。今回認可された「スレントロル」は、飼い主など人間が服用すると、腹痛や頭痛、下痢などになるため「人が飲んではいけない」との注意書きを明記することをFDAはファイザー社に義務付けた。使用には獣医の処方が必要である。FDAのスティーブン・サンドロフ博士は、「犬の肥満も過食と運動不足が原因だが、犬の肥満が急激に増加している現状からいえば、歓迎すべき治療法の選択肢が加わった」と述べている。