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2007年02月08日

鎮痛解熱剤の副作用警告表示を強化FDA

米食品医薬品局(FDA)は2006年12月、市販の鎮痛解熱剤の副作用を警告する表示の強化を製薬業界に指示する方針を明らかにした。FDAは、市販の鎮痛解熱剤は指示通りに服用すれば問題はないが、過量服用やアルコールとの服用などで、医療機関に搬送されたり、死亡したりする例が後を絶たないとしている。アセトアミノフェン(acetaminophen)は、米国内の家庭で赤ちゃんからお年寄りまで広く使用されている商品名「TYLENOL(タイレノール)」などの主要成分だが、大量に服用すると肝臓に障害を及ぼし、死亡の危険性もある。タイレノールはいつでも(空腹時でも)服用できるので人気がある。アスピリンやイブプロフェン(ibuprofen)商品名「Motorin(モトリン)IB」などの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDsNon-Steroidal Anti-Inflammatory Drags)は、適量を服用した場合でも、消化管出血、腎障害を発症することがある。こうした副作用について、FDAはこれまでにも、製薬業界にパンフレットや広告での警告を指示していたが、今回の指針では、副作用の警告や薬の成分名を商品のラベルに明記するように指示するという。アセトアミノフェンのラベルには、指示を超える量を服用した場合やアルコールを1日3杯以上摂取している時に服用した場合、重度の肝障害を起こす恐れがあると明記される。また、アセトアミノフェンを含有する複数の薬品の併用をさけるようにという警告も記載される。非ステロイド性抗炎症薬のラベルには、消化管出血の危険性が明記される。59歳以上の人、胃かいようの人など、特に注意すべき対象者が明記される予定だ。