2007年02月28日
ES細胞(胚性肝細胞)に似た幹細胞を、ヒトの子宮の羊水から取り出すことに成功したと米ウェークフォーレスト大学の研究チームが発表した。ES細胞(Embryonic Stem cell)は、様々な細胞へと変化が可能だ。ES細胞から再生医療で必要な細胞、組織、器官を作製することが期待されているが、ヒトの場合、不妊治療の際に採取される受精卵が材料となりうることなど、倫理的な議論がある。研究チームは、今回の羊水からES細胞を取り出すという方法は、通常の医療行為の範囲内なので、倫理問題をクリアできるとしている。そして、羊水由来の幹細胞は、将来的に再生医療への応用が可能。米国民が必要とするほとんどの移植に対応できる。というコメントをだしている。この研究は、米科学誌「ネイチャーバイオテクノロジー」(オンライン版)で2007年1月7日に報告された。