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2007年01月24日

心臓細胞の「マスター細胞」を発見

米ハーバード大学の研究者らが、心臓形成において重要な役割を担っている心臓の全組織のもととなる胚性心臓幹細胞「マスター細胞」を発見した。心臓は3種類の細胞で形成されているが、これらのもととなる「マスター細胞」の存在はこれまで不明だった。ハーバード大学幹細胞研究所のKenneth R. Chien博士らの研究チームは、マウスでの実験で、3種類ある心臓細胞(心筋細胞、平滑筋細胞、ペースメーカー細胞)の発生源は共通であることを明らかにした。Chien博士は、「マスター細胞と呼ばれる分化する細胞の種類を決めるこの単一の心臓細胞は複製可能で、3種類の異なる心臓細胞に展開する。このことは、将来的に、損傷を受けた心臓細胞の再生にマスター細胞が利用できる可能性を示唆している」と述べている。この研究は、医学誌「Cell」2006年11月22日号オンライン版に掲載された。