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2007年01月10日

食習慣を尿検査で判定します

尿のカリウム濃度を調べる簡単な検査で、食習慣を判定する方法がカナダでの研究で示された。食習慣は、糖尿病などの生活習慣病、メタボリックシンドロームなど健康問題の要であるが、これまで医師が患者の食生活を容易に評価できる客観的な方法がなかった。現状では、質問票を用いて尋ねる、一定期間の食事内容を患者に記録させる、といった方法があるが、これらは時間がかかる上に、正確な情報が得られないという欠点がある。この研究では、健康的な食習慣の指標として尿中のカリウムに着目した。現行の食事ガイドラインでは高カリウム食が奨励されているからである。Prosserman保健研究センター(トロント)のAndrew Mente博士らは、18〜50歳の被験者220人から尿を採取し、血圧、脈拍、身長、体重を測定した。そして、被験者の過去数年間の食習慣を調査した。その結果、尿中のカリウム濃度が高い人は、BMI、血圧、脈拍が適正値を示すという関係が見られた。食生活が健康的な内容だった。Mente博士は、「この研究は、尿中のカリウム量が食習慣を客観的に評価するのに有効だということを初めて示した。食生活に問題のある患者に効果的なアドバイスをしたり、食生活を径時的に監視するのに、この指標は役に立つだろう」と述べている。この研究は、米サンディエゴで開催された米国腎臓病学会年次集会で2006年11月10日に報告された。