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2006年12月05日

米国人はやっぱり野菜果物不足

米国で、野菜、果物の推奨摂取量を満たしている人が、予想以上に少ないことが新しい研究で明らかになった。米農務省栄養政策普及センター(U.S.Department of Agriculture's Center forNutrition Policy and Promotion)のパトリシア・グエンサー(Patricia Guenther)博士(栄養学)らは、1999〜2000年に実施された「米国民の健康と栄養にかんする調査(NHNES National Health and Nutrition Examination Survey)」の2歳以上の8070人のデータを解析した。その結果、野菜果物の推奨量を摂取していた割合は、2〜3歳が最も高かったが、それでも半数以下の約48%だった。次いで51〜70歳の女性の17%。最低は10代少年のカテゴリーで摂取推奨量の1%を満たしていなかった。その他の年齢、性別のカテゴリーはすべて10%未満だった。ここで用いられている摂取推奨量とは、米農務省(USDA)が2005年に発表した「MyPyramid」(www.mypyramid.gov/)という新しいガイドラインによるもので、1日の野菜、果物の摂取推奨量が、重量ではなく体積で示されている。例えば、50歳の女性で1日の運動量が30分以下の場合は、野菜2.5カップ、果物1.5カップ(1カップは250ccに相当)が摂取推奨量となる。グエンサー博士は、「予想以上に米国人の野菜果物の摂取量が少なかった。特にティーンエイジャーの男子はゼロに等しいという結果だ。まず、「Mypyramid」のプログラムで自分が摂取すべき野菜果物の量を把握してほしい。摂取推奨量を満たすことは難しくない。朝食のシリアルにイチゴをのせたり、スナック、デザートを果物にする。スープ、パスタに野菜をいれる。食事のメニューにサラダを加える。といったことで可能な量だ」と述べている。この研究は、「米食事学協会誌(Journal of the American Dietetic Association)」2006年9月号に掲載された。このジャーナルには、別の研究も掲載されている。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)とルイジアナ州立大学の研究チームは、同じ「NHNES」の1988〜1994年調査の18000人のデータを解析した。この研究では、日常的にサラダをよく食べる人のビタミンCの摂取量は、女性は推奨量(1日あたり75mg)の165%、男性(1日あたり90mg)は119%という結果がでている。また、ビタミンCと同様に、ビタミンD,葉酸、リコピン、カロチノイドの摂取量も推奨量を上回っていた。