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2006年12月20日

PMDDの特効薬をFDAが承認

2006年3月に発売された経口避妊薬「Yaz」(Berlex社)の月経前不快気分障害(PMDD premenstrual dysphoric disorder)の治療薬としての追加適応が、米食品医薬品局(FDA)によって承認されたとBerlex社が2006年10月5日に発表した。月経前症候群(PMS premenstrual symdrome)は、排卵日から月経前の黄体期の期間に周期的にみられる。気分の落ち込みやイライラ、下腹部痛やむくみなど精神、身体の両面で不快な症状がある。約80%の女性はなんらかのPMSの症状があるとされている。PMDDはPMSの症状が日常生活に支障をきたすほど重症となる場合をいう。PMSの症状がでている女性のうち、5~8%はPMDDの可能性があるとされている。PMDDでは、PMS以上に精神症状が顕著にあらわれるという特徴がある。強度の抑うつ気分、不安感、怒りの感情、緊張感、集中力低下などが見られる。Berlex社の調べでは、全米で約450万人の女性がPMDDの症状に該当するが、そのうち約90%は診断をうけていないという。今回効能が追加された経口避妊薬「Yaz」は、新タイプの黄体ホルモン、ドロスピレノーネ(drospirenone)と卵胞ホルモンのエストラジオールを低容量含有している。18~40歳のPMDDの女性約450人を対象にした試験では、PMDDの症状が改善した率は偽薬の36%に対して、「Yaz」では48%だった。