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2006年12月18日

米KFC トランス脂肪酸油の使用中止

アメリカのKFC(ケンタッキー・フライド・チキン)は、2006年10月30日、トランス脂肪酸(TFA Trans Fat Acid)を含む食用油を全面的に使用中止すると発表した。2007年4月までに全米の約5500店舗で使用する揚げ油を、低トランス脂肪酸の大豆油に変更するという。KFCによれば、人気メニューのフライドチキンやクリスピーチキンの味を変えずに低トランス酸大豆油で提供することを、2年前から研究していたとのこと。米国では心臓疾患との関連が指摘されているトランス脂肪酸への消費者の関心が高い。2006年6月には、米消費者団体がKFCにトランス脂肪酸使用中止を求める訴訟を起こしていた。大手ハンバーガー・チェーンの米ウェンディーズも商品のトランス脂肪酸含有量をほぼゼロに減らす方針を表明している。2006年1月に米食品医薬品局(FDA)が食品のトランス脂肪酸含有量の表示を義務付けたことから、米国では、マーガリン、袋菓子などの包装食品はほぼトランス酸脂肪がゼロになった。この動きに連動して、トランス酸脂肪ゼロのステージは、外食産業、飲食業界に移行したといえる。トランス酸脂肪については、ジャスネット通信#4022「トランス脂肪使用禁止へNY市のレストランで」#4048「米で低トランス脂肪大豆油の需要急増」を参照願います。なお、ジャスネット通信#4050よりTFAを「トランス脂肪酸」と表記します。