世界最新!健康とサプリメント関連ニュース

健康とサプリメントニューストップページに戻る

2006年12月04日

睡眠導入用CD売れ行き好調

最近、アメリカでは睡眠導入を目的とした音楽が注目され、音楽療法用のCDが次々に発売されている。ディビットとスティーブのゴードン兄弟が2005年にリリースしたCD「Pillow MusicNatural Deep Sleep」によって、このブームに火がついた。ゴードン兄弟は25年前にニューエージミュージックの旗頭としてデビューしたアーティストだ。睡眠導入音楽の開拓者で全人医療を信奉するジェフリー・トンプソンは、不眠症患者の意見も取り入れたCDを、10枚以上リリースしている。スマッシュ・アーツとワーナー・ミュージック傘下のライノ・エンターテイメント社は、ゆったりとしたテンポの心地よいクラシックを集めた「Bedtime Beats」を今年発売し、売り上げ好調だ。2005年に、ケイス・ウェスタン・リザーブ大学(オハイオ州クリーブランド)の研究チームが、台湾で高齢者30人を対象に行った実験では、睡眠前の45分間に穏やかな音楽を聴くと、半数の人が長く深い睡眠を得たという研究結果がある。この実験は3週間実施されたが、音楽を毎晩繰り返して聴くことで、その音楽を聴くと眠くなるという習慣ができることも判明したとのこと。この実験では、1分間に60〜80ビートのスローテンポの音楽が使用された。研究チームのメンバーは、「睡眠導入用の特別な音楽は必要ではない。自分が好きなスローテンポの穏やかな音楽を聴く習慣をつけることが大事だ。音楽療法はすべての不眠症患者に有効というわけではないが、副作用の心配がなく、安上がりだ」と述べている。米国立衛生研究所(NIH)の調査では、米国内で女性の40%、男性の30%、年間約6000万人が不眠症に悩んでおり、不眠は加齢にともなって強まるという結果が出ている。