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2006年11月02日

短時間頻回運動の方が降圧効果が持続する

血圧を下げるために、もし1日40分歩行運動をする場合、10分間の歩行運動を1日に4回した方が、1日に1回の40分の歩行運動よりも、血圧の降圧効果の持続時間が長いという報告が、医学誌「高血圧ジャーナル」(Journal of Hypertension)2006年9月号に掲載された。米インディアナ大学健康・体育・レクレーション科のジャネット・ウォーレス(Janet Wallace)博士らは、高血圧前症(prehypertension)の人20人について、1回10分の歩行運動4回と、40分の歩行運動1回を行った場合の血圧を比較した。高血圧前症とは、収縮期血圧が120〜139mmHg、拡張期血圧が80〜89mmHgの状態で、高血圧症につながる前段階である。その結果、「10分4回歩行」も「40分1回歩行」も、同様に降圧効果があったが、降圧効果の持続時間が「40分1回歩行」の方が7時間なのに対して、「10分4回歩行」の方は11時間持続した。ウォーレス博士は、「他のほとんどの研究では、長時間運動の方が効果的だと報告されており、今回、なぜ、短時間の方が持続時間が長かったのかは不明だ」としたが、「この結果によって、スケジュール的に長時間続けて運動ができない人に意欲をもってほしい。40分の運動のためにジムに行くのは大変だが、10分の運動を身近な場所で行う方が手軽で効果的なのだから」と述べている。