2006年10月03日
ニューヨーク州保健局は、ニューヨーク市の東側とニュージャージー州の間に流れる、ハドソン川下流で捕獲された魚に、人体に有害な水銀とポリ塩化ビフェニル(PCB)が多量に含まれるとして、釣り人らに捕獲した魚を食べないように警告した。 2006年6月に調査団体が発表したデータでは、ハドソン川下流の埠頭と釣り施設6か所で、124人の釣り人を対象に調べたところ、80人が釣った魚を食用にしていた。食用にしていた人の体内からは、食用にしていない人に比べ、約2倍の水銀が検出された。釣り人の多くは、水銀などの汚染物質の危険性について、知ってはいるが、警告を無視して、食用にしている場合が多い。また、釣った魚を出産適齢期の女性を含む、家族や友人に食用として与える人もいる。水銀やPCBは、特に、出産適齢期の女性、15歳以下の子供が摂取すると危険であるとされ、母体や母乳を介した胎児や新生児の摂取は、神経損傷などの重大な健康障害を招く恐れがある。マンハッタンの摩天楼を見ながらのハドソン川の釣りは、日本人にも人気のレジャーだが、どうぞ皆さんご用心を。