2006年10月26日
米国での緑茶人気は健在だ。緑茶に含まれるカテキンに、殺菌作用、虫歯予防、肥満抑制効果などがあることは知られていたが、最近では、解毒作用があり、心臓病やがんを予防するという研究報告が注目され人気に拍車がかかっている。緑茶関連の2005年の売り上げは、62億ドル(約7300億円)に上った。このような緑茶健康ブームを背景に、次は、麦茶ではと動向が注目されている。2006年初め、米食品医薬品局(FDA)が「大麦には、コレステロールを抑えるベータ・グルカンが含まれ、心臓病のリスクを軽減する」という、米大麦食品協会の主張を認めたからだ。FDAのお墨付きを得た麦茶関係者の期待は膨らんだ。AP通信によると、ダコタ・ファームズ・インターナショナル社は、米国内向けに麦茶の販売を始めるとのこと。シカゴで開催されたフード・マーケティング・インスティチュート・ショーに出品した、ダコタ社の熱い麦茶と冷たい麦茶に対する米国人の反応は上々で、同社は「米国内で麦茶が受け入れられる可能性は高い。麦茶が健康に良い飲み物だということを、消費者にPRしたい」と意気込んでいる。