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2006年09月12日

TVを見る時間と番組によって子どもに深刻な睡眠障害

子どもにどうテレビを見せるのがいいのか、その内容はどう選ぶのがいいのか、いっそのこと見せないほうがいいのか−−どこの国の親も悩みの種である。そこで、フィンランドで、子どものテレビと睡眠問題との関連について、研究が行われ、その結果が、雑誌「睡眠研究」(Journal of Sleep Research)2006年6月号で発表された。それによると、この研究は、ヘルシンキ大学の研究者が、フィンランドの5歳と6歳の子ども297人を対象に、テレビと睡眠に関する質問表に記入させる形で進められた。まず、子どもたちがテレビを見ている時間、番組の内容、親と一緒にみているかどうかについて調べた。テレビを見ている時間のなかには、子どもたちが、興味をもって、積極的にテレビを見ている時間と、テレビがついているから何となく見ているという“間接的テレビ"の時間に分けて調べた。その結果、テレビを見ている総時間は、一人平均2.8時間、このうち、ただ漫然とテレビを見ている“間接的テレビ"の時間は1.4時間だった。番組別では、警察もの、ニュース番組、成人向けのドラマを見たあと、子どもたちは、明らかに睡眠不足に陥り、問題をあとに残すことがわかった、という。また、ベッドに入ってからテレビを見たとき、一人でテレビを見たときには、睡眠障害大きかった。さらに、ただ漫然とテレビを見ている、という間接的テレビ時間も馬鹿にならない、と研究者たちは言っている。こういう時間がもっとも長かった子どもは、もっとも短かった子どもより、寝つきが悪くなるリスクが3倍だった、という。この研究のリーダー、ジュリア・パーボネン博士(ポスト・ドクトリアル)は,「研究結果をまとめると、まず、子どものテレビ時間は毎日1~2時間にとどめること。子どもに見せる番組を親がコントロールすること。子どもが何となく見るてしまう番組の時間はうんと制限するように」と話している。