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2006年09月11日

超越瞑想で血圧が下がる、インスリン抵抗性が改善する

カリフォルニア大学ロサンゼルス校のノエル・ベイリー・メルツ教授(一般医学)が、「内科学紀要」(Archives of Internal Medicine)2006年6月12日号で、「瞑想の効用」について、こんな研究発表を行った。冠状動脈硬化症(虚血性心疾患)で入院している84人の患者を2つのグループに分けた。一つのグループには、健康教育に関する講義を聴かせた。もう一つのグループには、超越瞑想(transcendental meditation)のクラスに通わせた。両グループとも、通常の治療は続けた上でのことだ。超越瞑想というのは、梵語のマントラを唱えながら、精神集中と、体の筋肉をほぐすリラクセーションを目的とした精神修養法。16週間の瞑想を終わった時点で測定したら、瞑想グループは健康教育グループと比べると、はっきりと血圧が下がっており、また、インスリンの抵抗性も改善されていた。インスリン抵抗性は、インスリンや血糖を体が適切に利用する能力が妨げられることで、これが良くないと、いくらインスリンを投与しても、糖尿病は良くならない。研究者たちは、この効用は瞑想によってもたらされたもので、心疾患のリスクを下げる効果がある、とみている。メルツ教授は、「瞑想は大きな費用がかかるわけではないし、副作用があるわけではない。多くのデータが示すところによると、瞑想は、このほかにも、多くの恩恵をもたらすことがわかっている」と述べている。