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2006年09月26日

オメガ3脂肪酸は目の健康にも効果的

サケ、イワシ、サバ、ニシンなどの回遊魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸には、心臓疾患のリスクの軽減、脳の神経組織の発育や機能維持の働きがあることはすでに立証されているが、今回、眼科学専門誌「アーカイブス・オブ・オプサルモロジー」に、オメガ3脂肪酸を習慣的に摂取することによって、黄班変性症による失明を予防するというオーストラリアと米国の調査が掲載された。オーストラリアの調査では、2335人の男女を5年間にわたって調べた。週に1回魚を食べる人は、ほとんど食べない人よりも、黄班変性症発症率が40%低かった。米国の調査では、681人の男性高齢者を追跡調査した。週2回魚を食べる人は、ほとんど食べない人よりも、黄班変性症発症率が36%低かった。米国の調査を主導したマサチューセッツ州のジョハンナ・セドン医師によれば、オメガ3脂肪酸を多く摂取し、かつ、植物油、焼き菓子に含まれるオメガ6脂肪酸の摂取が少ない人ほど、黄班変性症の発症が低かったという。また、米国の調査では、喫煙者の黄班変性症の発症率が、一度も喫煙の経験がない人の2倍になることがわかった。オメガ3脂肪酸が目の健康に何故良いのかは、まだ分かっていない。研究者らは、オメガ3脂肪酸は、活性酸素など目のフリーラジカル(遊離基)を中和し炎症や新たな血管が網膜の中に発生するのを防ぐのではないかと推測している。黄班変性症は視野の中心がぼやけることから始まり、病気の型によってゆっくり、あるいは、急に失明する。75歳以上の6~8%は、この疾患にかかっている。