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2006年08月24日

女性は体重が増えると胃食道反射を起こしやすくなる

女性は体重が増えることによって、食べたものをすぐに吐き出す胃食道反射(gastroesophageal reflux)と言う病気にかかるリスクが高まる、ということが、新たに発見された、と米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」(New England Journal of Medicine)2006年6月1日号で報じられた。胃食道反射は、胸焼けとか、乳児が吐乳(ミルクを吐く)する時のように、胃に入れた未消化の食べ物を反射的に吐く病気。研究を行ったボストン大学のブライアン・ジェイコブソン博士らによると、この症状は、肥満度を知る目安であるBMI(ボデイマスインデックス)との関連が深い、という。BMIは、体重(キログラム)を、身長(メートル)の2乗で割った値で、正常で平均的な人は20から25、25より多くなって30になると肥満、逆に20以下になるとやせ過ぎ、と言うことになる。研究者たちが、1万人の女性について調べたところ、BMIが20から22.4までの間の女性を基準に比べると、BMIが22.5から24.0までの女性が胃食道反射にかかる割合は40%増、BMIが27から27.4までの女性は、2.2倍、BMIが27.5から29.9までのは2.5倍、BMIが30をこえる女性では、胃食道反射にかかる割合は約3倍だったという、これは、ニューイングランド地方で、長年続けられている看護婦の健康調査の記録から分析して、この結果を導き出したもの。ジェイコブソン博士らは、このデータの特徴は、肥満度によって、胃食道反射のリスクがはっきりと出ていること、肥満と言われていない女性でも、BMIが少しでも高くなれば、そのリスクが高まっていることをとくに重視している。そして、このように女性が肥満に近づくとともに、ある特定の症状が出ることが明らかになったのは始めである」と述べている。