2006年08月09日
米国内で喫煙者が減っていく中で、アメリカに住んでいる韓国系住民人の喫煙率が異常に高く、なかなか下がらない。そのわけを追求した米テンプル大学「アジア健康センター」のグレース・X・マ所長の研究成果が、雑誌「習慣性行動」(Journal of Addictive Behaviors)最近号に掲載された。それによると、韓国人にとって、喫煙は、非常に根が深い古くからの文化であり、容易に変えられないものがある、という。同所長の調べによると、1990年から2000年までの10年間に、在米韓国人は、総数で35%増えたふえたが、喫煙者の割合は約38%と変わっていない。アメリカ人の平均的喫煙率は、23%である。さらに、同所長らは、アメリカに住んでいる一世の韓国人100人(ほとんどが男性)について調べたところ、その70%が、いつもたばこを吸う常習喫煙者で、うち61%は、たばこが放せないヘビースモーカーだった。なぜ、あなはたばこをやめようろしないのか、という質問にこの人たちはこう答える。「たばこは生活のなかに深く染み込んでおり、やめようとしたとしても、やめられるものじゃない。社交上欠かせない習慣だ。第一、たばこをやめたと言ったら、みんなに笑われたり、からかわれるだけさ。それで最近のも若い人や教育を受けた人では、やめる人がいるみたいだ」と言っている。つまり、いくら健康に良くない、と言われても、たばこをやめる気はまったくないのである。 ある専門家は、この話を聞いて、こう述べている。「根っからの喫煙文化のなか育った人たちの健康状態を詳しく調べれば、喫煙の害が別の側面から出てくるかもしれない。あるいは、たばこのおかげ、ともいうべき、喫煙のメリットが発見されるかもしれない。興味ある研究の対象になるだろう」