2006年07月26日
男性の顔を見ただけで、男性ホルモンが多い人か、子ども好きかどうかがわかる、と心理学者が報告している。報告したのは、カリフォルニア大学サンタバ−バラ校のジェ−ムズ・ロ−ミ−助教授で、まず、18歳から33歳の男性を39人集めて、各自の体内の男性ホルモン「テストステロン」を測定した。それから、彼らに、大人と小さな子どもの写真を同時に見せて、どちらが好きかを聞いた。そして、子どもの写真を選んだ人を、子ども好きと判定した。そこで、こんどは、これらの男性の顔写真を、18歳から20歳の女性29人に見せて、だれが、「子ども好きか」「男らしいか」「筋肉質でたくましいか」「親切そうか」と言って評価をさせ、1から7のランクづけをさせた。そうして、女性たちに、もし付き合うとすれば、どれがいいか、を言わせたところ、短期的なつきあいなら、「テストステロンが多い男性」を、長期的な付き合いなら「子ども好き」の男性を選ぶ女性が多かった。こうして、女性は、顔写真を見ただけで、男性を選ぶ重要な情報が得られることがわかった、と研究者たちは言っている。そして、当座は、男性ホルモンの多い、男っぽい男がいいが、長く暮らすなら、子ども過ぎがいい、という女性の心理がよくわかった、と研究者たちは言っている。ロ−ミ−助教授は、「これだけの研究で、女性の男性観に関する結論を出すのは早計だとは思う。もっと研究をくり返す必要ある。しかし、男女間では、顔を見ただけで、相手に関するかなりの情報が得られることがわかったと言えるだろう」と話している。なお、この研究は、「英王立協会紀要」(Proceedings of Royal Society)最新号に掲載された。