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2006年07月14日

男性老人でも骨折防止に女性ホルモンが必要

ボストン大学などの研究者によると、男性のお年寄りで女性ホルモンが少ない人は、骨折しやすいことがわかった、という。この研究では、研究開始時に平均年齢が71歳だった男性老人793人を、約20年間追跡調査した。研究開始時に、この老人たちを調べ、男性ホルモンのテストステロンと、女性ホルモンのエストラジオール、(女性ホルモン、エストロゲンの一種)が、どのくらいあったかを測定した。20年経過後調べたところ、その間に39人の老人が骨折したが、そのほとんどは、転倒による、腰骨の骨折だった。この骨折の割合と、前に調べたホルモンとの関係を調べた。まず、男性ホルモンの骨折との間には関連はなかった。しかし、女性ホルモンがもっとも少なかったグループの老人は、骨折の割合が、女性ホルモンがもっとも多い老人の3倍だった。さらに、男性ホルモンも女性ホルモンも、もっともすくなかった男性老人は、ホルモンが多かった老人よりも、骨折の割合が6倍だった。男性も女性も、女性ホルモンを分泌する。女性とはその割合は違うが、同様に、女性も男性ホルモンを分泌する。閉経後の女性は、女性ホルモンが少なくなって、骨折しやすくなる。この研究によって、男性も女性ホルモンが少ないと、骨折しやすくなることがわかった、と専門家は見ている。