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2006年07月13日

交通量の多い地区の子どもはぜんそくが多い

交通量の多い道路の近くに住んでいる子どもには、ぜんそくの症状が多い。このことは、当たり前のように思えるが、5000人以上の子どもを調べ上げて出された結論だから、重みがある。この調査は、南カリフォルニアで行われ、雑誌「環境健康展望」(Environmental HealthPerspective)で発表された。それによると、研究者たちは、南カリフォルニアの13のコミュニティの子どもを対象に、子どもの健康状態を、家族に記入してもらって、しらべた。その調査結果と、子どもの家庭が住んでいるところのとの関係を突き合わせた。その結果、幹線道路から250フィート(75メートル)の範囲内に居住している子どもたちは、過去1年間に起きたぜんそくの症状の割合が、それ以外の地域に住んでいる子どもより、50%高かった。研究リーダーの、南カリフォルニア大学医学部の、ロブ・マコーネル博士は、「このデータだけでも、地域住民に対する大きな警鐘となるが、さらに、各地で、ひんぱんに行われている工事による、環境汚染とぜんそくとの関係をみる必要がある」と述べている。研究者たちによると、居住地が、幹線道路から離れれば離れるほど、ぜんそくの症状が少なくなって、600フィート(150メートル)離れると、とくにぜんそくが多いということはなくなり、正常な状態になる、という。そこで、研究者たちが、注目したのは、子どもが2歳以下、あるいは、母親の体内にいるときに、ぜんそく多発地域に居住していた子どもは、とくにぜんそくで苦しむケースが多いということだった。研究者たちは、子どもたちをぜんそくから守るために、こういったデータを参考にして、居住地を、交通量の多い道路からなるべく離すとか、学校の場所を考えることが必要であると言っている。