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2006年07月10日

レズの性ホルモンに対する脳の反応は普通と違う

スウェーデンの研究グループが、2006年5月発行の「米国立科学アカデミー紀要」(Proceedings of National Acadmy of Sciences)で、「レズビアンは、普通の女性異性愛者(ヘテロ)と、性ホルモンに対する脳の反応が違っていて、男性の異性愛者(ホモ)の反応と似ていることを突き止めた」と発表した。この研究グループは、レズビアン(lesbian、女性同性愛者)や、ゲイ(gay、男性同性愛者)は、普通の人とどう違うのか、を研究しているグループで、約1年前には、男性同性愛者(ホモ)の脳の性ホルモンに対する反応は、女性の異性愛者(ヘテロ)の反応とよくにている、と発表して話題を呼んだ。実験には、男性ホルモンと女性ホルモンから抽出した化学物質を、被験者に嗅がせて、その時の脳の反応を見た。この物質は、いわゆる。動物のオスとメスが互いに引き合うきっかけとなる、フェロモンに相当する物質であろう、と研究者たちは見ている。この現象をどう説明するかについては、まだ定説はない。が、今度の発表と、以前の発表を合わせると−−脳の性ホルモンに対する反応は、「女性の同性愛者=男性の異性愛者」、「男性の同性愛者=女性の異性愛者」と単純化した公式が考えられ、はじめの公式は「女性を求める」第2の公式は「男を求める」と、直感的に言えそうだ。「いずれにしても、同性愛、異性愛というのは、生まれたあとの社会環境で起きる「獲得形質」ではなく、生まれる前からの先天的な性質であることを示している」と研究者たちは言っている。