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2006年07月05日

徐細動器、ペースメーカーの販売を監視せよ

心臓機器を埋め込む医師の組織である「心臓リズム学会」(Heart Rhythm Society)は、このほど、「徐細動器、ペースメーカーを販売しているメーカーは、これらの機器の使用によって問題が起きた可能性があったら、直ちに販売を中止し、すでに出回っている場合は製品を回収せよ」との声明を発表した。それによると、このところ、徐細動器の使用による問題が相次いでいる。こうした問題がわかったあとでも、メーカーは販売を続けている場合が多く、それがわかって急いで回収された徐細動器は、昨年(2005年)だけでも、27万1000台にも上っている、と指摘している。「心臓機器においては、たとえわずかな、たった一つの欠陥があっただけでも、患者は重大な状態に陥り、時に死に追いやられることがしばしばある。こうした場合、病院は、同種の機器を、ただちに備品からはずし、他の病院や医師に警告を発し、一般の人たちにも注意を促す必要がある」と声明は述べている。そして、もし心臓機器に欠陥がわかった場合、直ちに全米の医師にこのことを通告できるよう連絡網を確立し、その判断や規制に当たる専門家委員会を設置すべきである、と提言している。また、声明では、使い終えた心臓機器を再検証できるよう、はずされたり患者が死亡したあとに残された心臓機器を回収する義務を、医師や葬儀所に、負わせてはどうか、といっている。心室細動を引き起こした患者に、ショック与え、細動をストップさせ、正常化させるための徐細動器は、最近広く普及している。航空機内や、人の集まる場所、会社、などでも、数年前から、徐細動器を購入して、従業員に取扱いを、講習している。実際に、そのために命が救われた例が増えている。同時に、機器の性能に問題が起きる例も増えている、と言う。