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2006年07月04日

脳卒中にカクテル療法が有効

脳卒中の患者には、通常、アスピリン、コレステロール降下剤のスタチン、血圧降下剤のAECインヒビター、が投与される。これらの薬剤は、それぞれ単独でも有効とされているが、この3種を同時に与える、いわゆるカクテル療法が、とくに有効であることがわかった、と雑誌「神経科学」(Neurology)2006年4月25日号で報告された。この研究では、脳卒中で入院している患者179人について調べた。かれらには、それぞれ、アスピリン、スタチン、AECインヒビター、が治療に使われていたが、その使われ方によって、神経科学的にみた改善度が、以下のように異なっていた。退院までに、神経科学的改善がみられたと認められた患者の割合は、これらの薬剤を使っていなかった患者では33%、アスピリン単独使用の患者では38%、アスピリンとスタチン併用のグループでは43%、アスピリンとAECインヒビター、の併用グループでは45%だったのに対して、この3種を併用していたグループでは65%の脳卒中患者に改善が見られた。しかも、この3種併用のグループでは、退院時に調べた心臓の機能がもっともすぐれており、また、退院までの入院日数も短かった。脳卒中の後遺症として、体が不自由になったケースが多いが、それをできるだけ防ぐためにも投薬について気をつけたほうがいい、と専門家は言っている。