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2006年06月28日

豊胸術を受けた女性はがんになりやすいか

胸をふくらませる美容手術を受けると、がんになりやすくなるのではないか、と気にする人がいる。とくに、シリコンが使われた手術では、がんになる心配ないのだろうか。ほかの病気の心配はどうだろう。スウェーデンで、このほど、こうした不安をもつ人のために、「豊胸手術後の検証」が行われ、結局、あまり心配することはない、という結論が得られた。研究は3486人のスウェーデン女性を対象に行われた。いずれも、美容目的の豊胸術を受けた人ばかりで、使われた充填材はシリコンだった。病気にために切除された乳房を再建する手術の人は除外された。被験者は、手術後平均18年間経過していたが、そこで見つかったがんは、総数180件だった。これは、豊胸術を受けていない女性の平均的ながんの数より、わずかに低い数だった。そのうち、乳がんについてみると、豊胸術を受けた女性でがんになったのは53件で、豊胸術を受けていない女性の一般的な乳がんがん発生期待数72件より、低かった。このことから、豊胸術のために、がん、とくに乳がんにかかりやすくなる、という心配ないとようだ、と研究者は結論を出した。しかし、肺がんについてみると、豊胸術を受けた女性では、20件あったが、これは、一般的な(豊胸術を受けていない)女性の期待値9件より多かった。これについて、研究者たちは、肺がんが多いということは、豊胸術を受けるような女性は、喫煙率が平均より高く、そのためではないか、と見ている。