2006年06月23日
コーラなどのソフトドリンク(清涼飲料)に、発がん物質のベンゼンが含まれていた、と環境保護団体から報告があった問題で、FDA(米食品医薬品局)は、4月末、「検査の結果、その心配はないことがわかった」と関係方面に通告した。この通告で、FDAは「ソフトドリンクを非常に広範囲にサンプル採取して検査したが、ベンゼンは、飲料水に関する連邦基準を超えることがなかった。または、ベンゼンが全く存在しなかったケースもあった」と述べている。また、FDAの食品安全担当は、「この検査結果はまだ予備的なものと言えるが、安全性にまったく心配はない、と判断した」と、述べている。しかし、FDAは、検査についての詳しい報告は公表していない。この問題は、もともと、私的な環境保護団体である「環境ワーキンググループ」(The Environmental Working Groyp)が、昨年(2006年11月)に独自の検査で、ゾフトドリンクの中ベンゼンが混じっている可能性があると指摘した。同グループは、「とくに、アスコルビン酸(ビタミンC)と安息香酸基(benzoate)の化合物が混じっている飲料は、両者が合わさって、ベンゼンがつくられる可能性があるので、FDAは、そのことを消費者に警告して、注意を促すべきである」と主張し、検査を要望していた。