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2006年05月30日

髄膜炎のワクチン、数年後に実用化へ

髄膜炎のワクチンの試験が進んでおり、2、3年以内に、まずアフリカの多発地域に導入される見通しとなった。WHO(世界保健機関)などの支援を受けた組織、「髄膜炎ワクチン・プロジェクト」(Meningitis Vaccine Project)と、このプロジェクトと関連の深い民間研究所の「インド血清研究所」(Serum Institute of India)が、2006年4月13日明らかにしたもので、それによると、髄膜炎ワクチンの試験が、すでに「フェーズ1]を終えて、いよいよ、今年(2006年)4月から、アフリカのガンビアとマリで、住民相手にテストされることになった。すべてがうまく行くと、数年以内にワクチンが実用化され、とくに、アフリカの髄膜炎多発地域には、3、4年後には導入される見通しである、と「髄膜炎ワクチン・プロジェクト」のマーク・ラフォース理事長は話している。価格は、1回分が40セント(50円)ほどになるだろうという。髄膜炎は、脳や精髄を覆っている髄膜の感染によって起き、くしゃみ、咳、などによってうつる。WHOにおると、髄膜炎は、とくに、学生寮、兵舎などの集団生活の場で、感染しやすく、症状は高熱、ひどい頭痛が特徴。症状が現れてから、48時間以内に、感染者の5%から10%が死亡する。髄膜炎は、抗生物質で治療が可能だが、脳障害、難聴、学習障害、などの後遺症がのこることがある。