2006年05月25日
女性の外部性器から肛門までの間を会陰(えいん)という。分娩時に、膣口が狭く、赤ちゃんの頭が通り抜けられない、と判断された時に、医師は産婦の会陰の一部を切って、お産を楽にさせる。米産科婦人科学会は、このほど、「デ−タを再検討したところ、膣口を広げるための会陰切開手術(episiotomy)が行われても、それによって、出産、および、産婦の回復が、手術を受けなかった産婦より、改善されたということが示されていないケ−スが多い」と述べ、「会陰裂傷のおそれがある場合や、出産を急ぐ必要がある場合のほかは、会陰切開手術を行わないように」と全米の産科医に警告した。この手術は比較的安全といわれていたが、同学会によると、手術を行ったあと、新たな裂傷が生じ、肛門活躍筋の機能障害、セックス時の痛みなど後遺症が、従来考えられていた以上に大きい、ことがわかった、という。