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2006年05月24日

新白血病診断法−−バイオプシー不要、血漿を調べる

血液の液体成分である血漿を調べるだけで、白血病や悪性リンパ腫が診断できる、という画期的な診断法が開発され、いまテスト中であることが明らかになった。まだ、実用化は先だが、すでに、臨床医師のもとで試験的に使われており、期待されている。この診断法を開発したのは、「クエスト・ダイアグノスイック社」(Quest Diagnostics Inc.)で、同社によると、白血病診断に、従来から行われている骨髄から採取した細胞によるバイオプシー(生検)の必要がなくなり、痛い思いをしなくても済む。しかも、正確かつ精密な検査結果が得られ、また、しばしば検査できる、という利点があるという。この検査方法は、血漿中に流れ出た腫瘍細胞の破片が、いわば、腫瘍ーカーとなって、これを測定することによって、白血病や悪性リンパ腫を診断するもので、クエスト社の血液病理学部長のマー・アルビタール博士は「この診断法を使えば、細胞を取り出して見る必要がない、血漿に含まれる腫瘍の指紋のようなものを調べるだけ」と言っている。現在行われているテストでは、血漿から得られた診断と、従来からのバイオプシーの結果を突き合わせ、診断性能を比較しており、うまく行けば、近いうちに、臨床検査に使われるようになるだろう、という。