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2006年05月23日

喫煙者と酒飲みは早めに大腸ガンの検査を

大腸がんは、アメリカでは、がんによる死亡が、肺がんに次いで多い。米がん協会によると、17人に一人の割合で、生涯どこかで、大腸がんにかかっている、という。普通、50歳過ぎたら、大腸がんの検査をするようにと勧められている。大腸がんになった人の90%以上は、50歳過ぎで発病しているからだ。しかし、「内科学紀要」(Archives of Internal Medicine)最新号で発表された報告によると、喫煙者と飲酒者は、たばこも酒もやらない人と比べると、大腸がんにかかる年齢が早いことがわかった、という。この研究は、イリノイ州エバンストンにあるノースウエスタン大学のアンア・ジスマン博士らが行ったもので、これまでに大腸がんにかかった16万人を調べた結果、喫煙者と、前年にアルコールを飲んだ、という人では、たばこも酒もやらない人より、発病年齢が、平均8年早かった、という。また、たばこかアルコ−ルのどちらかだけをやる人では、発病年齢が、どちらもやらない人より、平均5年早かった。とくに、女性でたばこを吸う人は、大腸がんに早くかかる傾向が強かった、という。また、大腸がんになるケースは家系が強く関係していることもわかった、という。このことから、同博士は、今後、大腸がんの検査では、被験者の体を調べるだけでなく、外因的なリスク要因、例えば、アルコール、たばこ、年齢、肥満度を示すBMI(ボディマスインデックス)、食習慣、カルシウム摂取、それに家系も加味して、総合判断すべきである、と述べている。