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2006年05月13日

鎮痛剤「セレブレックス」が大腸がんを抑える

鎮痛剤として人気の高い「セレブレックス」(Celebrex)(ファイザ−社)を服用すると、結腸がん(日本では、結腸がんと合わせて大腸がんという)を抑える効果があることがわかった、と、2006年4月上旬、ワシントンで開かれた「米がん研究学会」で報告された。それによると、セレブレックスは、大腸がんを手術で取り除いた患者に、前がん症状のポリ−プができる割合を、33%、ないし45%減らすことがわかった、という。しかし、一方で、セレブレックスは、心臓病のリスクを高めるおそれがある、といわれ、この功罪を天秤にかけて、セレブレックスの服用を決めなければならない、と専門家は言っている。これについて。NCI(米国立がん研究所)の専門家、ア−ネスト・ホ−ク氏は、「セレブレックスに結腸がんを抑える働きあるということは、一般的に、がん予防の観点から、すると、非常に大きな意味がある。なぜ、結腸がんがセレブレックスによって抑えられるか、を解明することによって、がん予防の道が開けるかもしれない。将来有望である」と述べている。なお、この研究は、NCIの資金で行われた。