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2006年04月20日

テレビの医療健康番組を批判する報告

大概のテレビには、健康医療のニュース番組がある。一般の人たちにとって、重要な情報源である。そこで得られる情報が果たして正しいのかどうか、問題はないのか、を調べた報告が、雑誌「米管理医療ジャーナル」(American Journal of Managed Care)最新号に掲載された。この報告をまとめたのは、米ミシガン大学のジェームズ・プリブル博士らの研究チーム。 研究者たちは、2002年10月、アメリカのトップ50のローカルテレビ局122局の1ヵ月の医療健康番組を調べた。調べたニュースは全部で1799件だったが、一口に言うと、大事な情報が欠落しているケースが多かった。それはまだいいほうで、視聴者に誤解を招くおそれがある、あるいは、明らかに間違った報道がかなりあった、という。問題の多くは、共通して言えることは、病気を説明しても、それにかからないようにするために、どう気をつけるか、など予防の話がほとんどないことだという。放送時間の制約のためと思われるが、病気にならないようにするにはどうするかが、一般の人には最も重要なことなのに、それがない。たとえば 、ウエストナイル熱の話をしても、ウイルスを媒介する蚊についての話がなく、また、蚊に刺されないようにするにはどうするか、の知識が欠落していることが多かった。という。なかには、セックスのときに、レモンジュースを使うと HIV(ヒト免疫不全ウイルス)、つまり、エイズに感染しない、などと馬鹿げたことを流していた番組が4件もあった。おそらく、同一のニュースソースらしいが。