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2006年03月15日

食肉を一酸化炭素で処理させるな−−米消費者団体申し入れ

食肉業界では、古くなった肉類を一酸化炭素ガスで処理して、新鮮な肉のように見せかけることをする。FDA(米食品医薬品局)が、昨年(2004年)、この一酸化炭素処理にOKを出したので、いまや業界はおおっぴらに実行している。これに対して、アメリカの消費者団体が、このほど、FDAに対して、一酸化炭素処理の許可を取り消し、このやり方を禁止するよう、申し入れた。申し入れたのは、「米消費者連合」(Consumer Federation of America)、「食卓の安全が第一」(Safe Table Our Priority )という2つの消費者団体で、FDAのアンドリュー・エッシェンバック局長代理あてに出した書簡では、「一酸化炭素で処理すると、消費者にとって、食肉の 新鮮度を知る一番の手がかりである色の変化がわからなくなる。視覚による食肉の安全性をごまかすことになるので、この処理方法を禁止すべきである」と主張 している。一酸化炭素ガスで処理すると、本来古くなったため褐色をおびてくる肉類に、赤みが残されて、あたかも、鮮度が高いように見せかけることができる。そこで、肉類の包装業者が、一酸化炭素を使っても食肉の安全性は大丈夫である、ことを証明するデータを添えて、FDAに申請し、これに対して、FDA は、2005年、「一般的に安全とみなされる」として、これを許可した。