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2006年02月20日

歯周病がある妊婦は早産しやすい

妊婦の飲酒、喫煙、ストレス、栄養失調、ホルモンのアンバランスによって、早産が起きやすい、ということは、良く知られている。これに歯周病が加わった。この研究は、雑誌「米産科婦人科」(Obstetrics and Gynecology)2006年1月号に掲載された。それによると、米メイヨークリニックの研究者によって行われたこの研究では、まず、1020人の妊婦を、妊娠15週目と、出産後3日以内に、妊婦の歯の周辺を調べた。その結果、まず最初の検査では、58%の妊婦に軽度の歯周病が見られ、14%に中程度、ないし、重度の歯周病が見つかった。妊婦の18%が早産(37週未満で出産)したが、歯周病との関連をみると、中程度ないし、重度の歯周病をもっていた妊婦で早産したのは29%、軽度の妊婦では19%、歯周病が全くなかった妊婦では11%だった。さらに、出産後の検査で、妊娠中に歯周病が悪化したことがわかった妊娠では、早産が目立って多く、超早産(32週以内で出産)の割合が、歯周病が悪化しなかった妊婦と比べると、2.5倍だった。このことから、研究者たちは、妊婦が歯周病にかかっていると、早産しやすいことがわかった、としている。その因果関係について、研究者たちは、よくわからないが、妊娠することによって、妊娠の体内に起きるホルモンの変化が関係しているのではないか、と見ている。いずれにしても、妊婦は、一見出産とは無関係な場所である歯の周辺の健康に気をつけたほうがいい、と研究者たちは言っている。