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2006年02月15日

寝ぼけまなこで意識がもうろうは、だれでも当たり前

睡眠から覚めて、しばらくの間、ぼやっとしていることがある。寝ぼける、寝起きが悪い、などと言われるが、その実態を研究した人がいる。米コロラド州ボウルダーにあるコロラド大学のケネス・ライト氏で、「ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション」(JAMA)最新号に載ったその報告によると、この研究は、16人を実験台にして行われた。まず、ゆっくり睡眠を取った場合、ほとんどの人が、目が覚めた直後はぼやっとしていた。意識がもうろうとなり、ちょうど深酒のあとの酔った状態に似ているという。その継続時間は、最低3分間、人によって違うが、長い人では、こんな状態が断続的に2時間も続くケースもあるという。こんな状態を「睡眠無力」(sleep inetia)と呼ぶのだそうだ。だが、職業により、時により、場合によって、寝ぼけて意識がもうろうとなっては困ることがある。目が覚めたらすぐに行動しなくてはならない消防士、救急隊員、トラックのドライバー、当直医などがそうだ。この報告によると、目が覚めた直後にテストをした結果、やはり問題になるのは、8時間睡眠では最初の3分間で、そこを乗り切ると大体大丈夫だという。では、寝ぼけないためのいい方法はあるのだろうか。日ごろから、起きたらすぐに行動に移せるように訓練するのが一番で、妙薬はないという。起こしてもすぐに起きない人に対しては、火急な事態でもない限り寛大な気持ちで、しばらく時間を与えてやるのがいいようだ。