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2006年02月04日

鎮痛薬の乱用が増える--アメリカの子どもたち

アメリカの子どもたちの喫煙、麻薬が減少している。それは大変いい傾向として歓迎されているが、一方、米国立薬乱用研究所が2005年12月19日発表した年次報告によると、たばこや麻薬に代わって、強力な鎮痛薬を乱用する子どもたちが増えている、という。報告は、8年生(中2)、10年生(高1)、12年生(高3)を対象に調べた結果をまとめているが、これを発表した同研究所のノラ・ボルコウ所長は、「子どもたちが使っている鎮痛薬は、入手するには、すべて医師の処方せんが必要だ。医師の監督下で治療用に使えば、非常に有効な薬だが、医師の目が届かぬところで乱用すれば非常に危険だ」と言っている。処方せんが必要な鎮痛薬は、ドラッグストアで、一般に人の目の届かない奥のほうに置いているが、最近は、インターネットで簡単に手に入るようになり、子どもたちもそれを利用して入手している、という。調査によると、乱用されている鎮痛薬は、例えば、ビコディン(Vicodin)は、12年生の9.5%が使っている。また、「オキシコンティン」(OxiyContin)は、12年生の5.5%が使っている。このオキシコンティンは、2002年から2005年にかけて、12年生で使っている割合が、少しづつ増えており、親や教師は頭を痛めている。さらに、処方薬の鎮痛薬だけでなく、鎮静薬(sedatives)、鎮痛催眠薬の「バルビツル」(barbiturates)の乱用も子どもたちの間で、2001年以降、じわじわ広がっている、と報告は述べている。