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2006年01月13日

エフェドラ入りのサプリメントを押収--FDA

FDA(米食品医薬品局)は、2005年12月6日、15万ドル(1800万円)相当のエフェドラ(epheda)が入ったサプリメント(栄養補助食品)を押収した、と発表した。エフェドラは、気管支拡張作用があってぜんそくの治療薬として使われるエフェドリンを含有するハーブで、FDAは、昨年(2004年)安全性に問題があるサプリメントであるとして、販売を禁止した。しかし、その販売禁止を疑問視する向きもあって、ユタ州では、昨年4月に、この連邦政府の措置を違法とする判決が出ていた。しかし、FDAでは、この判決は同州の特定のサプリメント会社にだけ販売を許可したものであると解釈して、全米的には、エフェドラの販売禁止を厳しく実行していた。今度押収されたサプリメントは、ネイチャーズ・トリート社(テキサス州ゲインズビル)製造の「ネイチャーズ・トリート・エナジー・プラスワン」(Nature's Treat Energy Plus 1)を2434本と、ACDディストリビューティング社(オレゴン州ユージン)の製品363本で、合わせて約2800本。これまでの研究によると、エフェドラは心臓の拍動を昂進させ、血管を収縮させる働きがある。心臓病や高血圧のある人では危険で、健康体の人でも問題を起こす可能性があるという。とくに、激しい運動をしたあとにこのサプリメントを使うと危ない、と言われている。2年前、大リーグのボルチモア・オリオールズのスティーブ・ベクラー投手が、スプリングキャンプ中に急死したが、その原因は、エフェドラの服用だった、と言われて大騒ぎとなったことがある。