世界最新!健康とサプリメント関連ニュース

健康とサプリメントニューストップページに戻る

2006年01月31日

お年寄りの栄養失調はこわい、それを防ぐ4つの質問

お年寄りは、食が細くなって、栄養失調になりやすい。すると心配なのが、体重がだんだん減っていくことである。周囲の人は、それが栄養失調のせいであると気がつかないことが多い。そのために、体が弱くなり、病気になって、命を縮めることもある。それを防止するには、医療関係者や回りの人たちが、いつも気をつけておいて、お年寄りに、4つの簡単な質問をすることである、と、雑誌「米臨床栄養学」(American Journal of Clinical Nutrition)で栄養学者が書いている。著者は、米セントルイス大学のマーガレット・メアリ・ウイルソン博士ら。研究者たちは、セントルイス市内の擁護施設に入居しているお年寄り247人と、一般のお年寄り868人を対象に調べた。まず、対象のお年寄りの体重を測定した。それから、各人に次の4つの質問をした。
(1)食欲はありますか。--食欲がない、はもちろんよくない。
(2)食事を始めてすぐに満腹感がありますか。--あまり早く満腹感があるのはよくない。
(3)食べ物はおいしいですか。--食事がまずいのはよくない。
(4)1日に何回食事をとりますか。--1日3回しっかり食べるのがいい。少なすぎても多すぎてもよくない。
6ヵ月後に、再びお年寄りの体重を測った。その結果、何人かのお年寄りが体重を減らしていたが、研究者たちは、6ヵ月間に体重を10%以上減らしたお年寄りを、質問の結果から、90%の確率で予測できた。この4つの質問から、いつもお年寄りの栄養状態の変化に気をつけて、対策を立てることによって、栄養失調を防止する必要がある、と研究者たちはアドバイスしている。