世界最新!健康とサプリメント関連ニュース

健康とサプリメントニューストップページに戻る

2006年01月11日

パイロットに3次元の合成視野を提供--NASAがテスト

航空機のパイロットは、天候不良などのため、外が全く見えない状態で操縦しなければならないことがある。こんな時に、パイロットにはっきりした視界を与え、しかも、これを3次元で映し出す、というパイロットのための「合成視野システム」(synthetic visionsystem)の開発が、NASA(米航空宇宙局)の「ラングレー研究センター」(Langley Research Center)で進んでいる。すでに、今年(2005年)夏には、このシステムを、ボーイング757やDC8などの旅客機に搭載して、テストし、成功している。このシステムは、人工衛星から送られてくる航空機の位置に関する情報、機内のデータベース、などを組み合わせて、合成し、機外の状況や、空港の状況をコンピュータで描き出し、これをコックピットに映し出す。この計画の責任者、スティーブン・ハラー氏は「このシステムは、パイロットの肉眼を補い、あるいは、それに取って変わるものだ。これが実用化されれば、視界がよく見えないために起きる事故を防ぐことができるだろう」と言っている。NASAでは、このシステムを商業ベースに乗せるには、まだ10年、ないし、15年かかる、と見ている。また、この技術を、航空機以外の分野でも応用できないか、同研究所では検討しているという。